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本と映画の感想と雑記の記録

できるだけネタバレなしで本や映画の感想と評価をしていきます。あとおまけで雑記を・・・

ジャンル:SF・映画 オデッセイ  評価:★★★★☆

 

 

 

 

人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。

 

 話題になったSF映画。主人公は火星探索クルーとして参加していましたが、巻き込まれた火星嵐によって吹き飛ばされ、死亡したと判断され置いていかれた、しかも次に火星に人が来るのは4年後という絶望的な状況から助かろうという話です。

 

 さて、そんなオデッセイを観た感想ですが・・・・

 

 見事なまでに誰もが諦めない映画でした

 

 普通に考えたら、火星に一人だけ、救助は早くて4年後、食料はどう見積もっても足りない、たとえ通信が繋がっても助けてもらえるとは限らない(食料一つ送るだけでも億単位に金かかるし仲間のクルーもすでに遠くに行っている)

 そして火星の環境というのはどのようなものなのか。まずそれを紹介しておきます

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星は直径が地球の半分程度の惑星で、地表に大量の酸化鉄があるために赤い色に見えます。大気は薄く、地表の気圧は地球の1%弱、その成分は95%が二酸化炭素です。平均気温は-43℃ですが、最低気温は-130℃に達し、冬の極地方では二酸化炭素の氷(ドライアイス)の層ができます(極冠)

 つまり寒すぎるから暖房ないとすぐに死ぬ。酸素なんてありません。生き物が住めるなんて思うなよ!なんてところです。これ詰んでますね・・・

 まあどう考えても諦めます。でもこの主人公は諦めません。植物学者の経験と知識を生かし、残っている特殊燃料から水を生成し、食料として用意されていたじゃがいもを育て、なんとしても4年間生きてやる!となるのです。

 また主人公だけでなく、彼らを助けようとする仲間も諦めません。何とか通信がとれて主人公の生存が確認されるのですが、すぐに救助作戦が展開できるわけでもありません。その辺りは物理的原因や経済的要因、時間的要因など様々な障壁が生まれますが、皆それをなんとかしようと諦めません。どんどん障害が増えていきますが、それでも皆諦めません。

 火星ものですが宇宙人が出るわけでもないのでそこは安心してください。こういっておかないとプロメテウスの悪夢を思い出す人もいそうなので。

 総括としましては、絶望的な映画だけど暗い気持ちにはなりません。様々な障害が発生しますが、それを様々な知識・経験・協力で乗り越えていきます。ある意味人類なめんじゃねー映画です

 

 ちなみに地球から火星の距離って実際はどのくらいなんだ?と思うかもしれませんが、地球と火星は共に移動しているため時期によって近かったり遠かったりしています。

 でも火星は比較的地球に近い星です。水金地火木土天海といえばわかると思いますが、地球の隣です。

地球から火星までの距離はどのぐらいなんでしょうか?

前述したとおり、地球と火星は太陽の周りをクルクルと周っている太陽系の惑星の一つです。

地球と惑星はそれぞれ異なる軌道を周回しています。

つまり地球と火星との距離はその時期によって変わってくるんですね。

そして火星の軌道は楕円状になっており、一番近い距離と一番遠い距離の時では大分その距離に差が出てきます。

一番近い時の距離は約5,400万km

一番遠い時の距離は約4億km

と言われています。

4億kmって途方もない数字ですね。

いやまあ5400万kmも大概な数字ですが(笑)

ちなみに日本から裏側にあるブラジルまでの距離は約1万8,000kmです。

宇宙は広いですねえ・・・・。

 

  途方もなさすぎて想像も出来ませんでした。