読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本と映画の感想と雑記の記録

できるだけネタバレなしで本や映画の感想と評価をしていきます。あとおまけで雑記を・・・

ジャンル:小説・恋愛・性 ナチュラル・ウーマン   評価:★★☆☆☆

★★☆☆☆ 青春・恋愛 性・ジェンダー 小説

「私、あなたを抱きしめた時、生まれて初めて自分が女だと感じたの」―二人の女性の恋は、「男と女ごっこ」を拒絶し自分たちに合った性愛を手探りするうちに、捩れて行く。至純の愛と実験的な性を描き、発表当時から年を追うごとに評価の高まった異色の傑作が、待望の新装版で甦る。

 

 今回のは松浦さん著作のナチュラル・ウーマン。同性愛がテーマの恋愛小説になっています。その中でも松浦さん作品は「切ない同性愛」がテーマの本が多いと見聞きしたので、その中の代表作であるこの本を手に取りました

 

 それでこの本の感想なのですが・・・

f:id:okimono:20161128223641j:plain

あれ・・・・読んだ後に何も残らない・・・

 

 いや、何かしら感じるもの、残るものがあると思ったんですが、何も残らない。良い、悪いじゃなく何も感じない・・なんだこれ・・・

 

 えーと、まず時系列がわかりにくいです。基本的に主人公と二人の女性との交わりをそれぞれの時間軸で語られています。それが一章一章ごとでなく、次のページ開いたらもう一人の女性に移っているため「あれ?これ時系列どうなってんの?」となってきます。それが終始続くのでいまいちストーリーをイメージできない。

 

 次に登場人物の心情表現なんですが、これがまあ抽象的。それが女性同士の恋愛の美しさというやつなのでしょうか。恐ろしい察しろ精神に自分は???になっています。 こういってはなんですが、どこが盛り上がる場面なのかいまいちわからない。常に場面が一定のテンションで展開され、急激な場面の展開もありません。この作品、恋愛としての盛りあがりがありません。理由としては登場人物たちの恋愛感が色々とずれているため、恋愛前と後の変化が見えない。

 

 この作品、はっきりと好みが分かれます。自分は合いませんでした