ノンフィクションと評論書籍の感想を述べる

ノンフィクション・評論本に絞り実際に読んだ感想を述べていく

ジャンル:ノンフィクション・ルポタージュ・社会派  殺された側の論理 評価:★★★★☆

 

殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」

殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」

 

 

奪われた「日常」を生きる
山口県光市母子殺害事件」ほか、犯罪被害者遺族の終わりなき闘いと苦悶

「愛する妻と娘の仇は自分の手 で取りたい」。山口県光市母子殺害事件の遺族・本村洋さんが、慟哭と絶望の果てに心に刻み込んだ思いを犯人はどう聞くのか? 凶悪犯罪の犠牲者遺族が赤裸々に語る、大切な人を奪われた喪失感と加害者への憎しみ。そして、尽きることのない苦悩。遺された者たちは悲憤をまとい、煩悶 しながら生きていく。滋賀県大津市少年リンチ死事件ほか、100を超える犯罪被害者遺族を取材し続ける著者渾身の社会派ノンフィクション。

山口県光市母子殺害事件:遺された本村洋さんの孤高の闘い
滋賀県大津市少年リンチ死事件:息子のために阿修羅とならん
群馬県高崎市青年「事故」死事件:警察に「殺された」息子よ
●東京都足立区女性教師殺害事件:殺された側に「時効」はない
兵庫県稲美町少年リンチ死事件:加害少年とその親の責任

 amazonあらすじ紹介より

 

 今回はノンフィクション本の紹介です。家族を殺された被害者遺族を取り巻く環境やその胸中。また守られない被害者遺族の一方で法にも世間にも守られた加害者と死刑廃止団体の狂気ともいえる恐怖を描いた本となります。

 覚せい剤を打って殺した方が罪が軽くなる(心神喪失扱いになるため)」「刑務所なら医療費が無料のため治療のために犯罪者になる外国人がいる」「被害者遺族を死刑廃止のパネリストと呼んで鼻で笑う司会者」「減刑が決まれば音信不通で逃げる加害者や家族」などこれが現実であってほしくないというような事例がいやというほど書かれています。これが出たのが2007年のため、2016年ではある程度改善されているのでしょうか。されていてくれ

 はっきりいって最初から最後まで胸糞悪い話しかありません。しかしこれがノンフィクションであり、この日本にいるかぎり誰もが巻き込まれる事であるため、一度は目を通すべき本です。

【カテゴリー別評価】

【読みやすさ】基本的に第三者視点であり読みやすい文章です。だからこそ余計に怒りが伝わってきます

【恐怖要素】これがすべて現実であることは何よりのホラーだと思います

【文章の独特さ】ノンフォクションものであり、文章に癖はありません

【後味のよさ】 まったくありません。日曜日の終わりに読んだら仕事に行きたくなくなるくらいには後味が悪いです。

 

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