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本と映画の感想と雑記の記録

できるだけネタバレなしで本や映画の感想と評価をしていきます。あとおまけで雑記を・・・

ジャンル:アクション・映画  メカニック・ワールドミッション 評価:★★★★★ ※前作:メカニックの続編を含みます

 

殺し屋から足を洗ったビショップのもとに暗殺の依頼が入る。幼少期に暗殺者として一緒に育てられたが、ビショップを裏切って逃げた兄弟子のクレインからだ。ビショップは断るが、何の罪もない女を人質にとられ、やむなく復帰する。ターゲットは武器商人として世界を裏で操る巨大フィクサー。やがてビショップは成功/失敗にかかわらず死が待つことを知る。しかも、クレインはこの世でただ一人、ビショップの弱点を知る男だ。果たして、超難関ミッションの行方は!?そして、クレインの真の目的とは!?

 

 

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  前作:メカニックの続編。メカニックときくと「整備屋」を連想しますが、俗語で「殺し屋」の意味もあるそうです。

 前回爆発事故に巻き込まれた振りをし自らを死んだことにした主人公ビショップ。始まりはそんなビショップを追って殺しをさせようとする刺客との戦闘から始まります。

 ただし前作のキャラはビショップくらいしかいません。といっても前作はビショップ以外全滅してるししょうがないのですが。話としても独立しているのでこちらからみても問題なく見れると思います

 

【前作との違い】

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 前作のメカニックでの殺しの方法は結構力ずくのところが多かったです。暗殺業というよりかは傭兵みたいなやり方でした。なのでいまいち殺し屋っぽくないなと思うところはありました。

 しかし今回は「場所も違う3人を事故に見せかけて殺さないといけない」という縛りがあるため、前回のような力ずくが使えませんが、そのために地形を研究し、作戦に必要な薬品や暗器を作る過程はまさにスペシャリストといった面が見れてよかったです。そして地形把握のために書く絵がめっちゃ上手い!アンチャーテッドのネイト並みの画伯でした。

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それとパートナー制でしたが今回は一人です。その意味でもステイサムの独壇場なの「ステイサムのアクションたくさん見たい!」という方も大喜びです。ただ銃撃シーンが多いから、ステイサムのナイフ捌きが少ないのは悲しい

 

 【ヒロイン枠】

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 今回のストーリーに大きく関係するヒロイン枠。正直「ヒステリーの役にたたない系だったな嫌だなあ・・・」という懸念はありましたが、その点も大丈夫でした。結構機転も効くし頼もしいです。

 

 総括としては「ステイサムのアクション観たいなら損はなし」です。きちんと格闘シーンもありますのでご安心を。それにしてもあのアクションのキレをステイサム本人がやってるんだからすごいわほんと

ジャンル:SF・映画 オデッセイ  評価:★★★★☆

 

 

 

 

人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。

 

 話題になったSF映画。主人公は火星探索クルーとして参加していましたが、巻き込まれた火星嵐によって吹き飛ばされ、死亡したと判断され置いていかれた、しかも次に火星に人が来るのは4年後という絶望的な状況から助かろうという話です。

 

 さて、そんなオデッセイを観た感想ですが・・・・

 

 見事なまでに誰もが諦めない映画でした

 

 普通に考えたら、火星に一人だけ、救助は早くて4年後、食料はどう見積もっても足りない、たとえ通信が繋がっても助けてもらえるとは限らない(食料一つ送るだけでも億単位に金かかるし仲間のクルーもすでに遠くに行っている)

 そして火星の環境というのはどのようなものなのか。まずそれを紹介しておきます

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星は直径が地球の半分程度の惑星で、地表に大量の酸化鉄があるために赤い色に見えます。大気は薄く、地表の気圧は地球の1%弱、その成分は95%が二酸化炭素です。平均気温は-43℃ですが、最低気温は-130℃に達し、冬の極地方では二酸化炭素の氷(ドライアイス)の層ができます(極冠)

 つまり寒すぎるから暖房ないとすぐに死ぬ。酸素なんてありません。生き物が住めるなんて思うなよ!なんてところです。これ詰んでますね・・・

 まあどう考えても諦めます。でもこの主人公は諦めません。植物学者の経験と知識を生かし、残っている特殊燃料から水を生成し、食料として用意されていたじゃがいもを育て、なんとしても4年間生きてやる!となるのです。

 また主人公だけでなく、彼らを助けようとする仲間も諦めません。何とか通信がとれて主人公の生存が確認されるのですが、すぐに救助作戦が展開できるわけでもありません。その辺りは物理的原因や経済的要因、時間的要因など様々な障壁が生まれますが、皆それをなんとかしようと諦めません。どんどん障害が増えていきますが、それでも皆諦めません。

 火星ものですが宇宙人が出るわけでもないのでそこは安心してください。こういっておかないとプロメテウスの悪夢を思い出す人もいそうなので。

 総括としましては、絶望的な映画だけど暗い気持ちにはなりません。様々な障害が発生しますが、それを様々な知識・経験・協力で乗り越えていきます。ある意味人類なめんじゃねー映画です

 

 ちなみに地球から火星の距離って実際はどのくらいなんだ?と思うかもしれませんが、地球と火星は共に移動しているため時期によって近かったり遠かったりしています。

 でも火星は比較的地球に近い星です。水金地火木土天海といえばわかると思いますが、地球の隣です。

地球から火星までの距離はどのぐらいなんでしょうか?

前述したとおり、地球と火星は太陽の周りをクルクルと周っている太陽系の惑星の一つです。

地球と惑星はそれぞれ異なる軌道を周回しています。

つまり地球と火星との距離はその時期によって変わってくるんですね。

そして火星の軌道は楕円状になっており、一番近い距離と一番遠い距離の時では大分その距離に差が出てきます。

一番近い時の距離は約5,400万km

一番遠い時の距離は約4億km

と言われています。

4億kmって途方もない数字ですね。

いやまあ5400万kmも大概な数字ですが(笑)

ちなみに日本から裏側にあるブラジルまでの距離は約1万8,000kmです。

宇宙は広いですねえ・・・・。

 

  途方もなさすぎて想像も出来ませんでした。

ジャンル:本・解説・小説  売れる作家の全技術 評価:★★★★☆

 

 

 200以上ある文学新人賞から毎日多くの作家が誕生しているが、数年後に残るのはわずか数パーセントにすぎない。30年以上にわたりトップを走り続ける著者が、作家になるために必要な技術と生き方のすべてを惜しげもなく公開する小説講座の決定版。

 

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    今回は小説技法に絞った解説本となります。この大沢在昌は「新宿鮫」を代表するミステリー・サスペンスの作家です。そしてこの本を読んだ感想といたしましては・・・

 

 基本を解説した本でなく、実際に作品を作った、または作ろうとしてるけどなかなか上手くいかない、作品を作った経験がある人向けの応用本です。

 

 この本は大沢在昌が講師を務める講義を受けている学生に対し、テーマを与え実際に学生たちが書いた本を添削しながら、作品を作るうえで必要な点や駄目なところを解説していく形式となっています。そしてその添削なのですが・・・結構辛辣です。「絶対に人を感動させることが出来ない小説」「正直失望しました」とか目の前で言われたら泣きそうなレベルのことボロクソに書かれてます。これ学生陰で泣いてないかな・・・大丈夫かな・・と不安になるくらいです。

 

 さて、この本がなぜ応用向けの本なのかということですが、本の内容として学生が作った作品を添削する一方で、投稿した学生たちが作品を作るうえでの疑問点を質問し、それに答えるパートがあります。実際に作品を作っている人の質問であるため「改行はどこですればいいの?」「書きやすいジャンルって何ですか?」みたいなものでなく「嫌なキャラクターというのはどのように書けばリアリティのある嫌なキャラになるのか」「視点の乱れをしないようにすればどうすればいいか」など、作品を作るうえで躓きやすいところを解説しています。

 そして作品添削についてですが、各投稿作品ごとに添削がされているため、同じテーマの作品でも添削内容も十人十色です。「幼稚園児の一人称視点なのに使われている言葉が大人すぎる。年齢相応のセリフにしないといけない」「一度しか会ってない相手に[私が見た最後の姿だった]なんて使わない。」など、聞けば当たり前に聞こえることも、製作中には気づきにくい点を随時解説しています。

 全く作品を作った経験がない人には「へーそうなんだー」程度になるでしょうが、経験がある人には「ああ、だから書いてる文章がいまいちピンとこなかったのか!」という気づきがあると思います。その意味でも応用向きの本なのです。

ジャンル:ホラー・映画・アクション アイアムアヒーロー  評価:★★★★★

鈴木英雄(大泉洋)35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。
そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。
徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形の姿」。
一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた
生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。
標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。
その道中で出会った女子高生・比呂美(有村架純)と元看護師・藪(長澤まさみ)と
共に生き残りを懸けた極限のサバイバルが始まった…。
果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。
そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか! ?

【映画の紹介】


「アイアムアヒーロー」特報

 日本においてなかなか出なかった邦画ゾンビもの。ゾンビものとなると、どうしても規模が大きくなるため、場所の確保が難しい日本では難しいものがありました。その中でマンガ「アイ・アム・レジェンド」を実写化。日本の規模でゾンビものを果たしてとれるのか・・という懸念は誰もが持っていました。

 さて、そんな中での視聴した感想ですが・・・

 

  いや、邦画うんぬんでなくホラー映画として大成功でおもしろいっすわ

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 大泉洋映画にはずれなしとはよくいったものです(探偵はbarにいるもおもしろかったし、3はよ)

 いや、ゾンビはちゃんとゾンビしてるし、人間としてありえない挙動するからむっちゃ怖い。特殊メイクもちゃんとグロテスクで欠損などもちゃんと表現されています。またゾンビ物の王道、ショッピングモールで立てこもりなど抑えるべき点はちゃんと抑えたホラーです。それとこのショッピングモールは韓国の閉鎖されたショッピングモールを日本風景に作り直したものだそうです。さすがに撮影のために営業してるモール貸切はできないもんね・・・

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 ちなみにこの欠損の描写方法としては、欠損部分に加工部分を消せる特殊加工を施し、CG加工で消しているそうで、メイク技術に関しては日韓合同です。さすが国策で映画投資してるだけあって、この辺りの技術はさすがです。

 

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 それと日本ゾンビもの故の展開があるんです。それは「銃を武器に出来る人が全然いない」という点です。アメリカならガンショップで武器を調達し脱出を図る、というのが王道の展開なのですが、日本のためガンショップなんてありません。そのため皆金属バットや、包丁、ただの鉄パイプなど現地調達の近接武器で戦うしかありません。主人公も猟銃を持っていますがもちろん人に向けて発砲したことがないため、そこの葛藤や銃を欲しがる相手とのやり取りも見物です。そんな近接武器しかない素人集団のため、一方的にゾンビを狩るなんてことも出来ません。

 ゾンビものとしても一級品ですし、ダメダメでどうしようもなかった主人公が、様々な葛藤や経験を得て仲間を守るために戦うまでの段階や葛藤もきちんと描かれています。突然覚醒なんてこともなく、「ああ、そう思っちゃうよね・・・」と同情してしまうところもあります。そのように主人公成長物語も描かれています。

 あ、あとこの点も大事かな。最近の映画にありがちな意味もなく演劇みたいに叫ぶ演技とか、ひとまずキス入れとけみたいな恋愛要素ねじこみ要素もないです。

 

 最終的な感想としては、邦画うんぬん抜きにしてホラー映画としておもしろいです。

 

 【以下ネタバレ感想】

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ジャンル:映画・ノンフィクション  スティーブ・ジョブズ(2013) 評価:★★★☆☆

 

 

スティーブ・ジョブズ [DVD]

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今世紀最高の経営者、人の心を掴むカリスマ── 2011年10月5日、56歳の若さで亡くなり、オバマ大統領はじめ数々の著名人が追悼の意を表した、アップル・コンピュータの創業者スティーブ・ジョブズ
一方で彼は、ワガママで傲慢、自分の考えを絶対に曲げず、必要ならば友人さえも追い落とす非情な男とも言われた。
なぜ、そんな<嫌われ者が、世界中の人々から<熱く愛されるデバイス>を創ることが出来たのか──?
その疑問に答える、ジョブズ没後初の映画が実現した。
1976年、自分とよく似たはみ出し者の友人たちと、自宅ガレージに<アップルコンピュータ>を設立。
次々とヒット商品を生み出し、わずか4年で株式を上場、莫大な富と名声を手にする一方で、その激しい性格は多くの敵をつくり、
遂には自分がつくった会社からも追放されるという人生最大の挫折を迎える。
二度と立ち上がれないような怒涛の修羅場をくぐり抜け、それでも挑戦することを諦めなかった男。
誰もが知る天才の、誰も知らない真実に触れ、あなたの人生の可能性も広がる──そんな素晴らしき出会いが、ここにある。 

 


映画「スティーブ・ジョブズ」予告編 11月1日(金)全国公開

 【映画の紹介】

 誰もが知る大手機器メーカー「Apple」の創業者。そんなスティーブ・ジョブズがどのような経緯でアップルを創業し、どのような顛末をたどり今に至るかという映画になります。

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 まずこの作品全体の感想ですが、「天才には天才なりの苦悩や葛藤がある。ただわかっても理解できるものではない」というものです。映画ということで多少脚色があるかもしれませんが、作中のスティーブジョブスは次々にアイデアを形にし結果にしていきます。ただとにかく共感性がありません。それこそがスティーブジョブス躍進の力でもあり、彼の人生を決定付けてしまったものだと思われます。

 でも共感性なさすぎていらっとくる部分が多々あります。それが嫌で途中で観るの辞める人もいるかもしれません。そして人材流動の激しい米企業独特のものでしょうが、とにかく内部の人間関係の殺伐っぷりがすごいです。スティーブジョブズのアイデアと全く周りを省みない行動力、そして株主の機嫌を損ねる可能性があれば誰であれ容赦なく切り捨てるという企業観があったからこそ、アップルはあそこまで大きくなれたのかもしれませんが、とにかく明るい気持ちで見れる映画じゃないです。

 【あくまでジョブズの人生映画であり、appleの映画ではない】

 それとappleという会社についての歴史や経緯の事前知識は入れておいたほうがいいです。あくまでスティーブジョブズの人生を書いた映画で、appleやその製品の開発シーンはほんの数分程度しか触れられません。そのため「アップルのあの製品の開発秘話を見て感動したい!」という人には全く勧められません。そして時系列が全くわからないため「あれ?これいつの出来事の話なの?」と混乱される人もいるかと思います。あくまでメインはジョブズの人生とその周りの人間関係です。

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 そのためこの映画を100%楽しみたい人は先にアップルの歴史を勉強してください。

 

The History of Jobs & Apple  1976〜20XX【ジョブズとアップル奇蹟の軌跡】 (100%ムックシリーズ)

The History of Jobs & Apple 1976〜20XX【ジョブズとアップル奇蹟の軌跡】 (100%ムックシリーズ)

 

 

 【以下ネタバレ感想】

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ジャンル:解説本・ゲーム ゲームシナリオの書き方 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣 評価:★★★☆☆

【16刷突破! ゲームシナリオ入門書のロングセラー! 】
【シリーズ累計12万部突破! 】


そろそろ本気でおもしろいシナリオを書こう

アドベンチャーゲームロールプレイングゲームなどシナリオが重視されるゲームで、
魅力的な物語を書くためのノウハウを体系立ててやさしく解説。
ゲームシナリオライターを目指す方やひと味違うシナリオを書きたい方におすすめ!

序章 現場を体験する

第1部 ゲームシナリオの主成分
第1章 テーマとストーリー
第2章 キャラクター
第3章 キャラクターの役割
第4章 世界

第2部 構成
第5章 構成の基礎
第6章 構成の要素
第7章 良い構成と悪い構成
第8章 選択肢
第9章 構成をより面白くする

第3部 テキスト
第10章 テキストの基礎
第11章 見た目とセリフ

 

【ゲームを作ることに特化した技法本】

 前回述べた「技法レビュー週間」本第一弾。目に付いたこの本を評価することにしました。それで全体を読んだ感想なのですが・・・

 

 見事なまでにゲームを作ることに特化した本でした。

 

いや、まあそんなもん見ればタイトル観ればわかるだろ!といわれるかもしれませんが、シナリオと書かれてたので、マンガや小説のシナリオ技法にも活かせるんじゃないかと思ったんですが、内容としてはゲーム技法10割・小説技法3割・マンガ技法5割といったくらいです。では詳しい内容に触れたいと思います

 

【ノベルゲーム製作に特化した内容】

 この本の技法はRPGやアクションゲームにも応用できる部分はありますが、一番活かされるのは恋愛ゲームやノベルゲームです。

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 ノベルゲームといえば「かまいたちの夜」や「流行り神」といった、立ち絵と文章と選択肢で進んでいくスタイルのゲームです。アクション要素などが入らないため、フリー・同人ゲームでもよく作られるジャンルになります。

 オープニング・クライマックスをどう表現するか。テキストを作る際に実際に注意すること、選択肢を作る際のアドバイス。またシナリオライターとしてキュラクター造形・音楽スタッフなど、自らの要望やイメージを他のスタッフにどのようにすれば上手く伝えられるかなど、これらはゲームを作る中で役に立つ知識となるため、マンガ・小説の技法としては活かしにくいものがあります。

 ただその中でも活かせると思ったのはキャラクター造形に関する技法です。

 【キャラクター造形に関する細かい記述】

 まずキャラクター造形に関する部分ですが、非常に細かく書き分けられています。名前・年齢・職業・口調・髪など、それぞれでプレイヤーにどのような心象を与えるかを解説しており、この辺りはゲームに限らず創作全般で活かせる知識だと思います。たとえば職業が与える影響について、フリーターや医者・大工など皆は職業に対しある程度のイメージが持っています。医者であれば頭がよさそう・論理的に話しそう、大工であれば頑固そう、などです。キャラクターのイメージを固める際に職業を着せることでキャラクターへのイメージを持たせやすくするというものでした。

 

 【総括】

 もしゲームを作りたいなら読んでおくべき一冊だと思います。立場ごとのキャラクター造形やセリフの作り方・プロットをどう作るかなど、ゲームシナリオを作る上で通ることになる作業全般について技法が説明されています。ただゲーム以外を作るために読む本としては不要な知識のほうが多いです。

冠婚葬祭の引き出物でもらうカタログギフトで何を注文すればいいか迷っている話

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 最近の結婚式のお返しの引き出物では、よく注文式のカタログが使われます。もらう側からすれば、好きなものを注文できるし、返す側からしても相手を選ばなくて良いから両者にとってもありがたいものです。

 そんな自分も前に出席した結婚式でこのタイプのカタログをお返しにいただきました、中身を見ながら「何注文しようかなー」と見ているわけです。そしていざ注文しようとすると困りました。あれ?意外と選択肢ないぞこれ。

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 まず候補として出てくるのはバッグや財布などの小物類。普段は買わないものなので、このような機会に手に入れたいものです。ただ弱点として、実際にその商品を観て注文できるわけではありません。そのためいざ商品が届いたら「あれ!?想像してたのと全く違う!?」ということもしばしば。特に中のポケットやサイズが見れないのはつらいところです。

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 厳しいのが家電類。家電は同じメーカーでも商品にとって性能や出来の差が激しいため、いざ注文してそのまま埃をかぶる、なんてこともあるあるなのです。お前にいってんだ!充電式コードレス掃除機!!

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 次が旅行や体験ツアータイプ。ちょうどいい機会だと思うかもしれませんが、これが田舎だと対象地域が遠すぎる。近くに体験できるものが無いので選択肢に入らないという悲しさがあります。

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 無難なのが食べ物類。想像がしやすいというのもあるし、必需品である以上消費しやすいという利点もあります。迷ったら食べ物でしょうね。

 

 ひとまず1年以上期限があるのでゆっくり考えます。